※選定条件:耐震等級3×長期優良住宅で幅広いエリアに対応する静岡市のおすすめ分譲住宅会社をピックアップしました。(2020年3月時点の情報です)

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耐震

分譲住宅を選ぶ際、住宅の耐震性能もチェックしてみましょう。耐震性能とは、地震の揺れに対して住宅が「耐える」ことのできる強さのこと。住宅の耐震性能を見るポイントや、「耐震」「制震」「免震」の違いを解説します。

耐震性能が高い分譲住宅のメリット

耐震性能を高めるには、様々なやり方、工法があります。耐震性能の高い住宅は、地震の揺れに強いのはもちろんのこと、その構造上、強風や台風による揺れも軽減することができます。分譲住宅を選ぶ際、耐震性能が高い住宅を選ぶことにより、地震、強風や台風などの影響を受けにくくなり、修繕などの費用を抑えることができるとともに、自然災害による家へのダメージが蓄積しづらく、購入した住宅で永く快適に住まうことができるでしょう。

分譲住宅の耐震性能を見るポイント

購入しようとしている住宅の耐震性については次の点をチェックしましょう。ハウスメーカー、ビルダーの担当者に確認すると教えてもらうことができます。

耐震等級

耐震性能は「住宅性能表示制度」における「住宅性能評価書」により等級1から3に分かれています。
購入しようとしている住宅が「住宅性能評価書」を受けている住宅であるときには内容をしっかりと確認しておきましょう。

建築工法

耐震補強の工法には壁を増やして住宅の強度を高める工法・壁面やバルコニーに耐震ブレースを使用する工法・壁や柱、鉄骨をカーボンファイバーで補強する方法・柱と壁の間にすき間を作り地震の揺れの力を分散させる方法など、さまざまな種類があります。選ぼうとしている物件の耐震補強はどのようなものか、確認しましょう。

制震ダンパー

制震ダンパーは地震エネルギーを吸収するシステムです。揺れに耐えるのではなく、建物の揺れそのものを抑える効果があります。高耐震住宅では制震ダンパーと耐震補強を組み合わせて備えている場合もあります。

長期優良住宅

長期間、安全かつ快適に暮らすことができるような措置が講じられている優良住宅は「長期優良住宅」として認められ、固定資産税の減額措置など税制で優遇されます。長期優良住宅として認められるには、国が定める認定基準を満たしている必要があり、耐震性においては耐震等級2以上の強度が求められています。

耐震、制震、免震の違い

免震・耐震の違いを分かりやすく解説します。

耐震

建築物が倒壊しないよう、地震の揺れに耐える強度を確保することを示します。

制震

地震の揺れを吸収する構造をあらわします。建物内部にダンパーや錘(すい)などの部材を組み込み、地震の揺れを吸収します。

免震

地震の揺れを受け流す構造です。基礎と建物の間に装置を入れて地震の揺れが直接建物に伝わらないようにします。家具転倒や躯体の損傷をかなり抑えることができます。