※選定条件:耐震等級3×長期優良住宅で幅広いエリアに対応する静岡市のおすすめ分譲住宅会社をピックアップしました。(2020年3月時点の情報です)

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満足のいく分譲住宅の選び方

様々な住宅メーカーや不動産会社が分譲住宅を建築して販売しています。すでに完成している分譲住宅は手頃の価格のものが多く、好みの住宅を選ぶことが可能です。ここでは、満足のいく分譲住宅の選び方について紹介していきます。

購入する予算から選ぶ

年収の25%以内が安心できる返済額

分譲住宅を購入する場合には、最初に予算を決めることをおすすめします。予算を決める際は決して無理をせず、毎月の収入や貯蓄、借入可能額などに見合った適切な購入予算を決めることが大切です。具体的な頭金や月々の返済額などもある程度算出しておくと良いでしょう。

一般的に自分の年収や年齢に見合った返済額として、年収の25%以内が安心できる金額だと言われています。年収が500万円であれば、その25%である125万円以内をローンの返済に回すイメージとなります。

なお、金融機関の中にはHPなどで住宅ローンのシミュレーションができるものもあります。ローンを組む前に一度試してはいかがでしょうか。

希望する条件から選ぶ

分譲住宅を購入する際は、どのような家でどんな生活を送りたいのかできるだけ具体的にイメージすることをおすすめします。家族構成や家族のライフスタイル、趣味などを考慮しながら部屋数やリビングの広さ、1階建てか2階建てなのかを判断しても良いでしょう。

また、庭の有無や駐車場の有無などによって購入する住宅のタイプや価格も大きく異なります。学校や職場とのアクセスの良さも大切なポイントになるでしょう。家のデザインを重視するのか間取りを重視するのか、家族によって意見が分かれるケースもあるので、事前に希望する条件を出し合いしっかりと話し合うことを心がけましょう。

分譲地の位置から選ぶ

分譲地の区画の中から購入する住宅を選ぶ際、場所によって特徴が異なるので事前に把握しておくことが大切です。ここでは、分譲地の場所ごとの特徴や最適な選び方、土地選びの際の注意点について詳しく解説していきます。

手前の土地

分譲地の中で一番手前にある土地は、公道に面している土地が多い特徴があります。駐車場を設置した際にスムーズに車の出入りができるのは見逃せないメリットです。

手前の土地であれば急いでいる際にすぐに車を出せるだけでなく、車が横付けしやすいため配達や引っ越しの際も大きな不便はないでしょう。道路に接している面積が比較的多いため、多くの日当たりを確保できる点も手前の土地のメリットです。

しかしながら、手前の土地の中には人通りの多い道路や公園などに面しているケースもあります。その場合は、必要以上に人目を気にすることになるため注意が必要です。

角の土地

向きにかかわらず角に位置している土地は、角地と呼ばれています。角地の特徴として2方向以上が道路と面しているためすぐ隣に住宅がなく、自宅のプライバシーが守られ開放感がある生活を送れるのが大きなメリットです。

角地は日の当たる面積が多いので、家庭菜園や趣味のガーデニングに向いているのも魅力的です。人目につきやすい場所であり泥棒に入られにくく、防犯性が高いメリットもあります。角地は建築条件の制限が緩和されることもあり建築面積が多く取れるため、ゆとりのある住宅を設計しやすくなります。

デメリットとしては、角の土地は地域によっては建物の高さに制限が付く可能性があります。角地を購入する際は建築制限なども事前に調べておく必要があるでしょう。

旗竿の土地

旗竿の土地は文字通り旗のような形をしています。特に都市部で売り出しが多く見られる土地であり、分譲地のうち、奥まった場所にあり人通りが少なく静かなところが多い特徴があります。

旗竿の土地は大きな道路に面していないため、車の騒音やも気にならず静穏を保てるメリットがあります。旗竿の地は分譲地の中で低価格で売り出されているケースが多く、比較的安く自宅を購入できるというメリットもあるでしょう。

しかし旗竿の土地は周りの住宅に囲まれることも多いため、方位によっては日当たりや風通しが悪いデメリットがあります。購入の際は吹き抜けの有無や、リビングの場所、日当たりや風通しの良さなども確認することをおすすめします。

まとめ

今回は分譲住宅の選び方についてポイントを押さえて解説してきました。上記のように分譲地には様々な形や大きさの土地があり、分譲地の場所によっても特徴があります。

分譲住宅を選ぶ際は、今回紹介した分譲地のそれぞれの特徴を押さえつつ、日当たりや防犯、デザインや家族の暮らし方など様々な要素を考慮しながら最適な住宅を選択することが大切です。

さらに、希望する条件を満たす住宅が予算の範囲に収まるのかしっかりと確認しましょう。住宅の購入は一生に一度あるかないかの大きな買い物です。購入の際は家族間でしっかりと話し合い、後悔しないよう時間をかけて選ぶことをおすすめします。